岩田 将志(イワタ マサシ)
株式会社 I-SOLCOM 代表取締役
京都府出身。中学時代にパソコンに触れたことを機に、コンピュータ関連の仕事を志す。4年制のコンピュータ専門学校を卒業後、滋賀県のコンピュータ関連会社に就職し、東京進出に伴い上京して約7年勤める。
2003年、株)I-SOLCOMを設立する。
株式会社 I-SOLCOM
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティーWEST 22F
TEL 03-4360-5555 FAX 03-4360-5301
頑張る人に還元したい!
小柳:
御社はシステムインテグレータ等のITソリューションを提供しているそうですね。社長がこの業界に興味を持たれたきっかけは何だったのですか。
岩田:
私が初めてパソコンに触れたのは、中学生の頃でした。当時パソコンが珍しかった中、友人が持っていまして触らせてもらったんですよ。初めてパソコンに触れた時、非常に感動し、パソコンを使う仕事に携わろうと決めたんです。そうして大阪の4年制のコンピュータ専門学校に進学しました。最初はゲーム開発の分野に興味があったのですが、勉強を重ねていくうちに、SEのようなコンピュータ技術の中枢を担う仕事がしたいと思うようになったんです。卒業後は滋賀県にあるコンピュータ関連会社に就職しましたが、会社が東京に進出するということで、研修が終わるとすぐに東京へ行くことになりました。最初は私を含め2名だけでしたが、年々人数が増えていき、東京支社の設立に至ったんです。
小柳:
東京支社の先駆けとなったわけですね。念願のSEというお仕事に就かれて、いかがでしたか。
岩田:
SEの仕事は、大手企業でない限り、自社で仕事をするというよりも、お客様のところへ出向いて仕事に携わるんですね。様々な業種の会社に行くことになりますし、そこには他社からもSEの方々が集まり、その中で仕事をすることがほとんどです。私は元々、人とのコミュニケーションを取るのが好きなほうなので、すぐに溶け込めましたね。
小柳:
クライアントの意向を汲み取る上でも、他社のSEの方々とチームを組んで仕事をする上でも、コミュニケーションは欠かせないものですよね。様々な会社に出向するSEのお仕事は、社長にとってきっと天職だったのでしょう。なぜ独立されようと思われたのでしょうか。
岩田:
7年ほど勤めた頃、私は営業の仕事に携わっていたんです。すると次第に会社の仕組みが見えてきまして。利益があまりスタッフに還元されていないように感じ、頑張った人間が、頑張ったぶん評価されるという体制を作りたいとの想いから、2003年に自身で会社を設立したんですよ。
小柳:
自分の理想とする会社を作ろうと思われたのですね。最初は社長お一人でのスタートだったのですか。
岩田:
はい。自分自身を売り込んで仕事をし、それこそ自分の食べられるぶんだけを稼いでいました。そのうち、仕事先で付き合いのある方たちが、私の想いに賛同してくださいまして、その方たちの紹介で未経験者を採用したりと、徐々に人数を増やしてきました。
小柳:
周囲の方々に恵まれたのですね。設立5周年を迎えた現在、どのようなことに気を付けていらっしゃいますか。
岩田:
やはり、社員一人ひとりに対してきちんと評価することを心掛けています。その1つの指針として、会社にどれだけ貢献してくれたかが大きく関わってきますね。会社の利益になることをしているか。また、利益に直結しなくても会社のために何かを頑張っているか――例えば、現場で人が足りなくなった際に人員の補強を提案することも、会社にとっては大切なことです。先ほどもお話したように、先方に出向いて仕事に携わるので、自社に対する愛社精神が希薄になりやすい環境にあります。出向先で仕事をするのは当たり前のことで、それ以外の空いた時間等を使って会社のために何ができるのかを、皆に考えてほしいんです。
小柳:
普段は別の場所で働いているからこそ、愛社精神を持ってほしいという社長のお気持ち、分かります。愛社精神が高ければ、互いに切磋琢磨し合い、会社としてのレベルも上がっていきますよね。
岩田:
そうですね。社員にどれだけ気持ち良く働いてもらえるかが重要です。個人個人をきちんと評価して、お互いに刺激し合える良い環境を、これからも築いていきたいと思います。
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常に勉強の世界
小柳:
IT業界は日々新しい情報が溢れ、仕事をする上でも常に勉強をし続けなければいけない大変な業界でしょう。
岩田:
業界自体が常に成長し続けているので、普通に勉強しているだけでは追いつきませんね。ですから、社員たちには、2倍、3倍の努力を常々するように言っています。やはり現場で吸収することが一番身につきますから、実践が大切です。それにプラスして、自己学習をきちんと行う。我々の業界は、資格などで能力を判定できますので、そうした資格取得の勉強でもいいですし、自分の興味のある分野でもいいですから勉強をしてほしい。常に自分自身を高める人には、会社としてもできる限りバックアップしていきたいと思っています。
小柳:
社長ご自身もステップアップをする努力を何かなさっているのでしょうか。
岩田:
はい。現場に出ていた時は現場の仕事にプラスして勉強すればカバーできていましたが、社長業をしていると、昔よりも勉強が必要だと実感しています。ですから仕事の傍ら勉強できるよう、昨年の秋からインターネット上の大学である「サイバー大学」に入学したんですよ。IT総合学部に所属し、業務内容に関わる科目や経営に関する科目も受講しています。
小柳:
社長自らが鑑となっていらっしゃるのは、ご立派です。まだお若いですし、これからも色々なことを吸収し成長されるのでしょうね。
岩田:
変わった体系の大学ですから、高校を卒業して入る方や、退職後に入学される方、社会人の方や会社の経営者の方など、様々なバックボーンをお持ちの方々と交流が持てるんですよ。月に1回、有志で集まり勉強会を行う中で、情報交換をしたり、人との繋がりから新たなお仕事が始まることもある――そうした繋がりを大切にしていきたいですね。
小柳:
どんな形で繋がるかは本当に分からないもの。そこで岩田社長のコミュニケーション力が生きてくるでしょう。
岩田:
当社の社名I-SOLCOMが指すのは、ソリューションとコミュニケーション。コンピュータの世界は無機質なイメージがありますが、システムを構築していく過程では、お客様との会話、つまりコミュニケーションが重要です。それを社員たちにも大切にしてもらいたい。人材の確保はとても難しいですが、やっと中心になってくれるメンバーが揃ってきたので、今後は右腕となる人材がたくさん育ってくれると嬉しいですね。これからも徐々に人を増やし、会社を大きくしていきたいです。
小柳:
ぜひ御社の特色でもある社員教育に注力し、愛社精神溢れる会社を築いてくださいね。
<GUEST COMMENT>
飽くなき向上心をお持ちの岩田社長。自分のやりたいことがあって、それを実現させて仕事として長く携わることができているって幸せですよね。ご自分の才能をより高めるためにもサイバー大学という新しいステージで頑張ってください。これからも、その向上心を持って、社員育成も頑張って頂きたいです。御社のご発展をお祈りしております。 (小柳 ルミ子)
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